自動ロックとロックの解除

Ploneはドキュメントが、誰によってどのくらい前にロックされたかを示す、ロッキングメッセージを表示します。そのメッセージにより、偶然に他の誰かが変更を台無しにすることはありません。

誰かが[編集]タブをクリックすると、そのアイテムはすぐにロックされます。この例では、George Schrubbが[Widget Installation]ドキュメントを編集しています。Jane Smythe(彼女もまた、そのドキュメントの編集権を持っています)がそのドキュメントを閲覧しに行くと、以下のようなメッセージを目にします。

Georgeがドキュメントの編集を終えて[保存]ボタンをクリックすると、ドキュメントのロックは自動的に解除されて、他の人が編集可能になります(編集にはには、適切な権限が必要です)。

Georgeがドキュメントを実際には編集していないとわかっていれば(例えば、そのアイテムが2、3分前でなく数日前にロックされたメッセージが言っていれば)、Janeは[ロック解除]を実行し、再び編集可能にすることができます。

Plone 3.3以降ではユーザがページを保存やキャンセルせずに放置すると、10分後に自動的にコンテンツのロックが解除されます。タイムアウト機能はSafariのような「on-unload」Javascriptアクションが実行されないブラウザにとって重要な機能です。

[サイト設定]→[編集]で表示されるPloneのコントロールパネルで、 TTWに対するロック制御を有効にする のチェックを外すとロック機能を無効にできます。