PloneDev.VagrantでPlone5を試してみよう
PloneDev.Vagrantを使ってPlone5 を試用する環境を作る方法をまとめました。
PloneDev.Vagrant(https://github.com/plone/plonedev.vagrant)を使って仮想環境にPlone5をインストールする方法を紹介します。
事前準備
- VirtualBoxをインストールします。(2016年2月現在の最新版は5.0.14) https://www.virtualbox.org
- Vagrantをインストールします。(同 1.8.1) http://www.vagrantup.com
- WIndows 環境の方は Putty ssh kit をインストールします。: http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html
少なくとも putty.exe と plink.exe はインストールしてください。
PloneDev-Vagrant をインストールしてVagrant 起動
- PloneDev-Vagrantをダウンロードして解凍します。 https://github.com/plone/plonedev.vagrant/archive/master.zip 解凍先のディレクトリには Plone をインストールするためのvagrant 構成ファイルが入っています。
- コマンドプロンプトを開いて解凍したディレクトリ(plonedev.vagrant-master)に移動し、
vagrant up
コマンドを実行して ゲストOS をインストールします。
ゲスト環境に Ploneのunified installer がダウンロード、インストールされますので、それなりの時間ががかかります。コーヒーでも飲みながらお待ち下さい。
Ploneを起動
ホスト上で(=先ほど vagrant up
コマンドを実行したディレクトリに移動して)下記のコマンドのいずれかを実行し、 plone を起動します(ploneはゲストOS上で起動します)。
$ ./plonectl.sh fg # フォアグラウンドで実行
$ ./plonectl.sh start # バックグラウンドで実行
Webブラウザで確認&Ploneサイト作成
http://localhost:8080
にアクセスしてください。
この画面が表示されたら「新しいPloneサイトを作成」をクリックして先に進みます。
管理者アカウントには以下でログインできます。
- ユーザ名: admin
- パスワード: admin
次の画面で「Ploneサイトを作成」をクリック。
以下の画面が表示されれば、Ploneのインストール完了です!
Ploneの停止
ホスト上で以下を実行します。
フォアグラウンドで実行中の場合 : Ctrl + C
バックグランドで実行中の場合 : $ ./plonectl.sh stop
ゲストOSの停止、起動
ゲストOSを停止するには、ホスト上で vagrant halt
を実行します。
ゲストOSを再度起動するには vagrant up
を実行します。