コレクションについて
Ploneのコレクションはデータベースにおけるレポートや検索クエリと同じように働きます。コレクションを使用することで、コンテンツを動的ににソートしたり表示したりできます。
Ploneの「コレクション」はデータベースにおけるレポートや検索クエリと同じように働きます。たとえばコンテンツタイプ(ページ、ニュース記事、画像)、公開された日付、あるいはタイトルや説明、本文の中に含まれたキーワードなどの組み合わせをキーとして、コレクションを用いて自分のサイト内を検索できます。
自分のWebサイトに写真と地図の大きなカタログがあるとしましょう。それらが格納されたフォルダへのハイパーリンクを作ることによって、それらを全部一度に表示することが簡単にできます。もしサブフォルダを使って整理したいのであれば、サブフォルダに対して異なるリンクを作ることさえできるでしょう。とはいえ、もし画像と地図がサイト内にわたっていくつものフォルダに散らばっていたとしたら、これは面倒なことになります。それに、次のような情報を基にしてサイト内の異なる部分から異なるコンテンツを表示することは普通のフォルダには決してできません。
- タイトル内のキーワード
- 作成日付
- 作者
- コンテンツのタイプ
様々な動的な方法でコンテンツを見せる必要性が「コレクション」を生み出しました。コレクションは古いバージョンのPloneで「スマートフォルダ」とか「リッチトピック」として知られていたものです。コレクションは実際にはコンテンツアイテム自体をフォルダと同じように含んでいるわけではありません。その代わり、あなたが設定した選択基準が各コレクションページに現れるコンテンツを決めます。
コレクションに対するよくあるアプリケーションは以下のものです。
- ニュースのアーカイブ
- イベントのアーカイブ
- 日付範囲によって表示される写真
- キーワードによって表示されるコンテンツ