詳細設定

状態メニューの[詳細設定]にある公開を制御する仕組みでは、日付を指定しての処理が可能です。

状態メニューの[詳細設定]を選択します。

state-menu.png

以下は[公開設定]パネルを表示したところです。

../images/workflow/stateadvanced.png

パネルの最初の説明の下にあるコンテンツのチェックボックスは公開状態を変更するためのものです。ここでは[Long-tailed Skipper]フォルダの状態を変更します。

次のアイテムを含むフィールドはこのアイテム([Long-tailed Skipper]フォルダ)だけに作用するようにするか、それを含むサブフォルダや他のアイテム全てに作用するかどうかのチェックボックスです。このチェックボックスは重要です。Webサイトの全てのセクションが閲覧可能かどうかの状態を簡単に変更することができます。例えば、[Long-tailed Skipper]フォルダは4つのサブフォルダである、写真、説明の形式、分類履歴とその説明を含み、これらの最初のコンテンツを作成するまでの間、非表示状態とできます。準備ができたら、このチェックボックスにチェックを入れ、状態を[変更しない]から[公開]にして保存すると、全てを瞬時に公開することができます。

また、全てのセクションを直ちに非表示にすることもできます。例えば、レンタカー会社が保有車両からある車種をはずす事を決めたら、サイトに掲載されているこの車種に関するサブフォルダ内の全ページ、画像やファイルのセクション全体を非表示にすることができます。

次の2つの日付フィールドは公開日付と満了日付です。これは表記の通りの機能です。これらのフィールドで時間を設定して、あるアイテムまたはアイテム群の公開期間を設定することができます。

コメントに記入すると状態変更の影響をうけた全てのコンテンツに説明をつけることができます。この機能は複数のスタッフでWebサイトに取り組んでいるときに役立ちます。それほどWebサイトの領域に詳しくない人は、内容を見てそれがなぜ発行されないのか理解できません。「この情報はいいように見えるのに何故公開されていないのか?」と不思議に思います。そんなときに「ここに記述された内容に関する著作権問題についてリチャードがチェックするまで公開しないで」のようなコメントが目に入ります。コメント欄はセンシティブな情報を扱うときにとても役に立ちます。あなたがWebサイトで作業している唯一の人であっても、どうしてこの公開状態としたのかを後から知る手がかりになります。

最後に、画面一番下に利用可能な状態の選択があります。どれを選択するかは、その項目の現在の状態によります。例えば、コンテンツが現在公開状態にあるならここでは[公開する]は選択できません。また現在非表示状態なら[非表示にする]を選択することはできません。既に公開されているなら、この最後の部分には非表示にするための[撤回]と[差し戻し]を選択でき、[公開ドラフト]または[非表示]に戻すことができます。

公開状態の制御については Plone 2 のビデオを見てください。