ポートレットの種類

ポートレットの種類について説明します。

管理画面では数種類のポートレットを選択できます。ときにはポートレットの名前で混乱することがあるかもしれません。またあるポートレットはポートレット管理画面で設定できますが、中にはZMIでの設定が必要だったり、最初に他のコンテンツを生成する必要があるものもあります。以下にポートレットの種類ごとの機能と使い方の基本的な説明を記載します。

ナビゲーション

ナビゲーションポートレットは[サイトマップ]構造またはナビゲーションツリーを提供することによって簡単に ユーザがサイトを探索する 機能を提供します。オプションによりサイト全体をナビゲーションするか、現在のフォルダのコンテンツのみを表示するかを選択できます。 LearnPlone.Org サイトでは画面の左側にナビゲーションポートレットの例が表示されています。サイトの奥に進むほど、サイトのツリー構造は広がっていきます。ナビゲーションポートレットをどのように表示するかは設定画面から複数の要素を指定できます。

カレンダー

カレンダーポートレットはサイトにカレンダーを表示する非常に単純なポートレットです。このポートレットには設定オプションはありません。サイトに公開されたイベントコンテンツが存在すると、イベントの日付が太字で表示されその情報にリンクします。

クラシック

クラシックポートレットはPlone 3より前の古いバージョンで使用されていたポートレットを参照する方法です。ZMIでページテンプレートとプロパティを作成し、ポートレットを機能させるためのパスとマクロを設定します。クラシックポートレットにはTALESとZMIの知識が要求されます。

コレクション

コレクションポートレットでは コレクションで設定した結果 を表示できます。このポートレットを追加する前にコレクションを作成さし、次にそのコレクションをポートレットで指定します。この機能は重要なコレクションの結果を見やすく公開したいときに役立ちます。コレクションの作り方の説明は「 コレクションを使う 」を参照してください。

イベント

イベントポートレットにはサイトに登録されている 今後のイベント情報が表示 されます。イベントを表示する数と、表示対象となる公開状態がオプションで指定できます。

ログイン

ログインポートレットはユーザがサイトにログインするために使用する ログインフォームを表示 するための設定が不要なシンプルなポートレットです。利用者がサイトにログインするとこのポートレットは表示されなくなります。

ニュース

ニュースポートレットはイベントポートレットのような動作をします。このポートレットにはイベント情報ではなく ニュースアイテムが表示 されます。表示するニュースの数と表示対象となる公開状態がオプションで設定できます。

RSSフィード

SRSフィードポートレットを使用するとRSSフィードの内容を表示できます。表示する件数と更新間隔を指定できます。

最近のアイテム

最近のアイテムポートレットでは 複数の最近更新されたアイテム をタイトルの一覧で表示します。最近のアイテムは更新された日時で決定されます。

審査リスト

審査中リストポートレットは、 公開のために審査に提出されたコンテンツの一覧 を表示します。提出と審査のサイクル(そしてユーザが適切な権限を持っている)を使用している場合は、このポートレットはレビュワーが審査対象となっているコンテンツを参照するために便利な機能です。このポートレットは審査権限がある人がログインしたときにのみ表示され、一般に表示されることはありません。

検索

検索ポートレットを使うとポートレットの位置に検索ボックスを表示できます。この検索ボックスでタイトル、説明と本文に対して文字列を指定して検索できます。ライブサーチを有効にするかのオプションがあります。ライブサーチはJavaScriptに対応しているブラウザで動的に検索結果を表示する機能です。

静的テキスト

静的テキストポートレットは通常のページコンテンツのように内容を入力できます。他のサイトへのリンクや固定の情報を表示するのに便利です。例としては LearnPlone.Org の右側に[Still Stumped?]というポートレットが表示されています。