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フォルダの中のタイプの制限

「新規追加」メニューにはフォルダに追加するコンテンツの種類を制限するための選択肢があります。

フォルダに追加することができるコンテンツタイプを制限することで、簡単にPloneサイトで作成できるコンテンツの種類を制御できます。あなたのサイトで複数の担当者が作業を行うのであれば、コンテンツの種類を制限したいこともあると思います。この機能を使用し画像フォルダには画像だけを置くように制限を設けることができます。

最初に、「新規追加」メニューの最後にある「制限...」を選択します。

新規追加メニュー

ここにはフォルダの中のコンテンツタイプを制限するための3種類の選択肢があります。

タイプを手動で選ぶ

デフォルトの選択肢は「親フォルダの設定を使用」しています。このデフォルト設定により、あるフォルダを作成してコンテンツタイプを制限した場合、フォルダの中に作られたサブフォルダにも自動的に制限が設定されることになります。2つめの選択肢は「標準タイプを追加できるようにする」で、制限されない設定にリセットします。最後の選択肢は「タイプを手動で選ぶ」で、コンテンツタイプの一覧から使用可能なものを指定することになります。

コンテンツタイプを手動で選ぶ

「タイプを手動で選ぶ」を選択するとWebサイトで許可されて利用可能なコンテンツタイプのリストが表示されます。デフォルトではすべてが利用可能となっており、チェックボックスで利用可不可を切り替えます。

[「More...」を選んだ時に選択できるタイプ]ではさらに細かい制御ができます。例えば、フォルダの中に画像を保存するときに、利用者が好き勝手にサイト内の異なるフォルダに点在させるより、一つの画像フォルダだけに画像が作成できるように制限した方がよいでしょう。同様に「会社のイベント」フォルダはイベントだけが作成できる方がよいです。コンテンツ制作者(またはサイトの所有者)はこの厳格な仕組みに従いたくない場合もあると思います。画像の扱いにはいくらかの柔軟さが求められることが考えられます。「会社のイベント」フォルダの中の一覧にある画像をチェックすることにより、どうしても必要なときはサブメニューの「More...」を選択して画像を追加できます。

ある人は制限なくサイト全体に渡って多様なコンテンツを利用したいこともあるでしょう。またある人は厳格な手法を好み、単一的な管理でコンテンツタイプで制限したい考えるかもしれません。Ploneは柔軟性に富んでおり、幅広いアプローチに対応することができます。