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World Plone Day 2013 TOKYO

エンタープライズ・オープンソースCMS「Plone」コミュニティのグローバルイベント「World Plone Day 2013」は2013年4月24日(水)に開催されました。Ploneの導入事例、PloneサイトのSEO対策、そして次期バージョン4.3の新機能を紹介しました。

World Plone Day 2013

開催日時

2013年04月24日(水)18:45開場 19:00 - 21:00
株式会社gumi  東京オフィス

セミナー内容

導入事例:公益社団法人 日本薬剤学会
有限会社創文社 小林宣彦

Ploneはビジネス分野だけでなく大学や研究機関でも広く利用されています。日本薬剤学会は2008年からPloneで学会サイトを構築し、今年 4月にPlone 4.2.5へマイグレーションしました。学会支援機構の研究者DBと連動してのログイン承認システムも備えています。Ploneによる学会サイトの導入・ 運用のポイントについて紹介いただきました。

World Plone Day 2013 TOKYO 創文社・小林氏

導入事例:ITHジャパン株式会社
ITHジャパン株式会社 辻村 央

ITHジャパンはドイツに本社があるボルトテンショナー、トルクレンチなど高精度工具のグローバル企業「ITH」の日本法人です。ITHジャパンで はサイトのリニューアルにあたりPloneを採用し、独自にテーマを改造しながらサイトを構築しています。Ploneを採用した理由、Ploneのテーマ のカスタマイズ、コンテンツの入力などをどのように行ってきたのか、その実際をデモ中心に紹介いただきました。
World Plone Day 2013 TOKYO ITH-Japan・辻村氏

PloneでSEO対策の実際
有限会社リチェルコ 代表取締役 本多重夫

「タグを細かくチューニングできな いのでCMSはSEOに向かない」と日本では言われてきました。しかしGoogleは「コンテンツを評価する」という方針を全面的に打ち出しており、 SEOのアプローチはいかに検索エンジンに解釈しやすいように伝えるか、あるいは意味のあるコンテンツを作るかということに変わってきています。 PloneのSEOツールである「Plone SEO Optimizer」を導入し、ページの検索エンジン最適化の手法を紹介いただきました。

World Plone Day 2013 TOKYO ricerco 本多氏

 

Plone4.3の新機能
株式会社CMSコミュニケーションズ 代表取締役 寺田学

次期バージョン Plone 4.3は、一層の使い安さを目的としたリリースとなります。これまで「Ploneは難易度が高い」と言われていたサイトデザインの開発や独自のサイトコン テンツ用の入力・編集フォームの開発がブラウザ上で、所謂「Through The Web」で行うことができるようになります。このPlone 4.3の特徴について、Plone Foundationのアドバイザリーボードメンバーでもある寺田氏に紹介いただきました。

World Plone Day 2013 TOKYO CMS communications 寺田氏

 

以上