セッション概要は以下の通りです。
国立大学法人大阪大学は、2009年からオープンソースCMS Ploneを使って公式サイトを運用しています。公式サイトだけではなく、研究専用ポータルサイト「ResOU」や学内専用サイト「マイハンダイ」も運用しています。
これらのサイトは、大学本部機構の広報課を中心に運用しており、サイトデザインや翻訳などの作業は大学内のクリエイター組織「クリエイティブユニット」と協力して運用されています。また、公式サイト内の各ページは教育や国際などそれぞれの担当部署が直接コンテンツを追加・編集し、広報課が承認し情報発信する仕組みができています。ほとんどの記事は専門の翻訳チームが英訳して公開するといったことも継続して運用しています。
2019年からサイトのリニューアルを実施し、公式サイトと研究専用ポータルサイト「ResOU」のSPA(シングルページアプリケーション)化を今までの運用そのままに実現しています。
これらのサイト構築に携わり、長年クリエイティブユニットを牽引してきた、招へい教授 伊藤先生に登壇いただきます。また、サイトの運用を現場で取りまとめしている、広報課 森田氏にも登壇いただき、生の声をお話しいただきます。
司会進行と技術面については、Plone Users Group Japanから寺田がサポートいたします。
公式サイト: https://www.osaka-u.ac.jp/ja
ResOU: https://resou.osaka-u.ac.jp/ja
この講演では、Ploneの利用を開始した当初から、一緒に作り上げてきた伊藤教授や技術面でサポートしているPlone Users Group Japanの寺田が登壇します。
また、現在運用をサポートしている広報課の森田氏をお招きしています。
大阪大学 クリエイティブユニット 招へい教授 伊藤氏は、教員の立場として、大学の公式Webや大学広報全般について、またその他学内広報などのお話をいただきます。10年以上続くシステムや組織の維持、及びそれらをより良くするための施策についても触れて頂く予定です。
次に、大阪大学 企画部 広報課 森田氏からは、運用面の苦労話をはじめ、PloneやVoltoを使っている良さや不満などもお話いただく予定です。また、数年に一度、人事異動により担当者が交代する中での運用継続の難しさももお話いただけると思います。
講演の後で、質疑応答の時間を設けております。OSCらしく、オープンな情報交換が期待できます。
大規模な組織においてのWebサイト運用事例を知りたい方、大学広報部門の活動事例を知りたい方、CMSツールの導入を検討されている方に、Plone/Voltoという枠を超えて楽しめる内容になると思います。多くの方のご参加をお待ちしております。
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オープンソースカンファレンスは2004年に東京で始まり、その後日本全国に広がったオープンソースコミュニティの集いです。さまざまなコミュニティが一同に集まるので、各種ツールやソフトウエアの最新情報を知ることができます。オープンソースに関わる企業の出展も多く、さまざまな知見が得られます。
OSCは、昨今の新型コロナウィルス感染症の広がりにより、2020年からはオンラインで開催されています。
去る1月21日にPloneのセキュリティパッチがリリースされました。
これはすべてのPlopneのバージョンにおいて様々な脆弱性に対応するものです。
詳細は以下に記述されています。
https://plone.org/security/announcements/security-patch-released-20200121
続いて、上記のセキュリティパッチのアップデートが2月11日にリリースされています。
https://plone.org/security/announcements/new-waitress-version-and-updated-20200121-hotfix
上記のページによれば、20200121修正プログラムは、特権の昇格、オープンリダイレクト、パスワードの強度、ファイルの上書き、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングのためのいくつかの修正が含まれています。
あわせて上記のページでは、 Plone 5.2 より標準 で組み込まれているWebサーバー Waitress の脆弱性に対応するバージョンアップ についても言及されています。
PloneHotfix20200121-1.1.zip を適用することでこれらの問題に対応できます。
すべての運用中のPloneサイトには上記のHotfixを適用することをお奨めします。
Plone 5.2 以上のサイトは、あわせてWaitressのバージョンアップを行うこともお奨めします。
また、カンファレンス直前には無料の特別イベントを開催しますので、こちらも興味のある方はぜひご参加ください。
毎年開催されているPloneに関する国際会議で、今年は初めて東京で開催されます。
日付: 11月7日(水)〜9日(金)
場所: 大田区産業プラザPiO
URL: https://2018.ploneconf.org/
通常は3日間50,000円の参加費が必要ですが、日本国内参加者限定の1日チケット(1日のみ参加可能: 10,000円、ランチ込み)の発売を開始しました。
https://plonejp.connpass.com/event/105151/
Plone Conference 2018では、日本の各コミュニティによる併設トラックを設けます。興味のある日に参加してみてください。
また、カンファレンスに先だって11月5日(月)19時から、同会場にて、無料の「直前特別イベント」を開催します。Plone Foundation代表や役員による、コミュニティ運営やGuillotinaという 次世代CMSエンジンについてのトークを行います。
https://plonejp.connpass.com/event/105953/
Plone Conference 2018 Tokyo は、11月7日(水)から9日(金)までの3日間のカンファレンスDay(トークイベント)をメインに、5日(月)・6日(火)のトレーニングDay、10日(土)、11日(日)の開発スプリントDayが前後に加わる1週間のイベントです。Plone Foundationが主催する公式な年に1度の国際的な集まりとなります。
Ploneは2001年のリリースから17年の歴史を持つオープンソースCMSです。Pythonをベースに構築されており、今年中にPython3対応が完了する見込みです。Plone Conferenceは2003年以降、毎年世界中のどこかの都市で開催されており、今年は東京で開催します。
近年のPlone Conferenceは、Ploneのことのみならず、Python Webフレームワークの話題やフロントエンド(JavaScriptやアクセシビリティ)の話題も多く取り上げられています。
特に今年(2018)は、非同期(async)WebフレームワークであるGuillotinaや、フロントエンドライブラリのReactの話題も多く取り上げられます。
]]>公式サイトは現在制作中です。詳しいスケジュール等は追ってお知らせいたします。
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2017年4月26日(水)
受付: 19:00-19:15
勉強会: 19:15-21:00
懇親会: 21:00-22:00
一般: 1,500円(懇親会費込み)
学生: 無料 ※受付時に学生証を提示してください
Pythonに関心のある方
Webシステムの構築に関心のある方
プログラミングに関心のある方
株式会社クリーク・アンド・リバー社 2F レインボーホール
〒102-0083 東京都千代田区麹町2丁目10−9 C&Rグループビル
地図はこちら→会場アクセス
connpassサイトで参加申込みお願いします→connpass
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詳しくは、plone.orgのリリースをご覧ください。
https://plone.org/news/2017/plones-outstanding-security-track-record
]]>vagrant up
コマンドを実行して ゲストOS をインストールします。ホスト上で(=先ほど vagrant up
コマンドを実行したディレクトリに移動して)下記のコマンドのいずれかを実行し、 plone を起動します(ploneはゲストOS上で起動します)。
$ ./plonectl.sh fg # フォアグラウンドで実行
$ ./plonectl.sh start # バックグラウンドで実行
http://localhost:8080
にアクセスしてください。
この画面が表示されたら「新しいPloneサイトを作成」をクリックして先に進みます。
管理者アカウントには以下でログインできます。
次の画面で「Ploneサイトを作成」をクリック。
以下の画面が表示されれば、Ploneのインストール完了です!
ホスト上で以下を実行します。
フォアグラウンドで実行中の場合 : Ctrl + C
バックグランドで実行中の場合 : $ ./plonectl.sh stop
ゲストOSを停止するには、ホスト上で vagrant halt
を実行します。
ゲストOSを再度起動するには vagrant up
を実行します。
聞き手: Tres Seaver氏の業績についてご存知のものを教えて下さい。
田原: 僕がプログラマーとしてTresさんを尊敬しているのはZopeのコアコンポーネントであるCMFを設計してくれたことです。
CMFの抽象化の技法に則ってソフトウェアをデザインすれば、Zope上で非常に高機能なソフトウェアを誰でも理解可能な形で実装できる。この仕組みを考えだしたということですね。
ごく手短に言うと、すぐれたソフトウェアの設計方法を発明して、それを公開したってことです。
聞き手: CMFの設計はどんなところがすぐれているのですか?
田原: それが本当に良い設計だったというのはZope2上で動く高機能なソフトウェアがみんなCMFを使っていることから明らかで、PloneやERP5など、みんなCMFを使っていますし、考え方はZopeコンポーネントアーキテクチャにも引き継がれています。
で、その考え方ですが、大きくはふたつの概念があって、
ひとつは「とある特定の機能」の塊を「ツール」という、データを基本的には持たない存在にまとめて、それをどこからでも使えるようにするということ。
もうひとつは「タイプインフォーメーション」という、インスタンスとクラスの間に位置するレイヤーを用意して、それを使ってある種類のデータの振舞いを定義するということですね。
聞き手: 「ツール」と「タイプインフォメーション」がCMFのキーとなる考え方なのですね
田原: はい、そうです。とくに「タイプインフォメーション」にはいつも感謝しています。(笑)
聞き手: それはまた、どうしてですか?
田原: 普通はpythonのクラスがあって、そのクラスのインスタンスがある、という2つのレイヤーになるんだけれど、その間にタイプインフォメーションという新しいレイヤーを入れることで、一つのpythonのクラスをあまり特定の用途に特化させずに済むようになりました。ある特定の用途に特化させる情報はクラスに書かずにタイプインフォメーションに書くということです。こうすることで、クラスは汎用的なままにしておけるので、使い回しが効くんです。同じクラスのインスタンスなんだけど、似たような違う用途に使えるってことですね。
例えば、ERP5だと"注文"というものを扱うためのクラスOrderがありますが、これを受注と発注、社内注文など複数の用途に使い回しています。これはタイプインフォーメーションのおかげです。
もう少し書くと、タイプインフォメーションにはアプリケーションのナビゲーションを構築するための仕組みも入っているので、どうやってアプリケーションを構築してユーザーにアプリケーションの使い方を伝えるか(ナビゲートするか)まで最初から入っているので、とにかくCMFの流儀に乗っかってアプリケーションを作るのが楽ですね。
といった訳で、これを考え出したTresさんにはいつも感謝にしているんですが、なぜ感謝しているかの説明はこのように若干長くなってしまいます(笑)。。。
聞き手: なるほど、そういうことなのですね。詳しく説明していただき、ありがとうございました。
Plone Symposium Tokyo のゲストキーノートで話を聞くのがますます楽しみです!
[田原 悠西 (たはらゆうせい)]
Python/ZopeベースのオープンソースERPシステムERP5の開発者。株式会社Nexedi 代表取締役社長。
6月13日 (土) / 9:50 - 10:50 / メイン会場
誕生から14年、Ploneは世界中の企業、政府、大学などあらゆる組織で使われるようになりました。その背景には信頼性、セキュリティ、長期的な安定性を重視した一貫した思想があります。
このキーノートでは Plone 5を紹介します。これは、これまでの思想を踏まえつつ、将来の課題に対する強固な基盤となるメジャーリリースです。
さらにPlone Foundation の今後のロードマップについてもご紹介する予定です。
Sat. 13 June / 9:50 - 10:50 / Main hall
Over the last fourteen years, Plone has had a remarkable journey. Plone is actively used by companies, governments, universities and other organizations of all sizes around the world. Yet the vision behind it has stayed consistent.
The keynote will showcase Plone 5, a major new release which is a solid foundation for the challenges of today.
Also will introduce a newly developed foundation's roadmap forward into a future.
詳しくは、Plone Symposium Tokyo 2015 のページをご覧ください。
]]>PloneやZope、Pythonのウェブフレームワークやデータベース関連の技術や事例などをお持ちの方、是非ご応募ください。濃いネタ大歓迎です。
Plone開発者向け、もしくはPython Web開発者向けの技術・プロダクト紹介、実践事例等
英語、もしくは日本語(両方でもOK)
30分
※応募が予定数を超えた場合は、運営チームで選考させて頂きます
CfPが採択された場合でも、Plone Symposium Tokyo 2015のチケットは必要です
2015年5月17日
We announce the opening of Plone Symposium Tokyo 2015!
In this CfP, we are looking for Plone(of course!), Zope and the knowledges of web frameworks(Pyramid, Flask, Django, whatever!) and related technologies in Python. SQLAlchemy? Sure! we are welcome to what you imagine deeper one!
The information/knowledge you want to share, for Plone/Zope developer, Web developer
English or Japanese(Both is okay)
30min/session
Even you are speaker, you have to purchase the ticket. Please register from this page.
17/May/2015
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Plone リリースマネージャー / Plone Foundation ボードメンバー
2009年よりPloneのリリースマネージャーを務める。Plone 4 および 5 のメジャーリリースを監修。
日によってはPlone利用者であるAMPスポーツ社の業務もこなしている。
以前はペンシルバニア州立大学の WebLionグループにて GloWormやFacultyStaffDirectoryなどのPloneプロダクトを開発。これらは幅広く利用されている。
Plone Foundation 代表
2011年よりPlone Foundation ボードメンバーとなり、2012年より代表。
2004年の Plone Conference に参加したのを機に、アクティブにコミュニティに関わる。現在もドキュメンテーションとアクセシビリティチームに所属。
複数の非営利団体で技術顧問・アドバイザーとしての活動経験があり、現在は Clean Clothes Campaign にて活動している。
» キーノート講演 : Plone: 未来への旅の同伴者 の概要
President, Zope Foundation
トレス・シーヴァーは1990年以来、Python, Pyramid, Zope を利用したエンタープライズ規模のアプリケーション構築に特化したソフトウェア開発者・コンサルタントとして活動している。
彼は 2008年から Zope Foundaiton のボードメンバーであり、2010年からは代表者を務めている。また、Python Software Foundation のフェローでもある。
ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン (LMU Munich) 副CTO / Plone Foundation ボードメンバー
2004年に Plone 2.0 業務を始め、現在はコアディベロッパーのひとりである。2013年より Plone Foundation の ボードメンバー。
現職の前はLMUのインターネットサービス局長を務め、すべての公式Webサービスの責任者であった。
高等教育と政府組織にフォーカスしている。
お茶の水女子大学全学教育システム改革推進本部 教育開発センター 特任講師
お茶の水女子大学では2012年よりラーニングマネジメントシステムとしてPloneを活用しており、現在では全学の約1/3にあたる1000人の学生がこれを利用。
現在、このシステムの管理を担当し、オンライン学習のツールとしてPloneを利用したアクティブ・ラーニング型の授業を開発している。
Plone Release Manager / Plone Foundation Board
Eric Steele began his Plone career with Penn State University's WebLion group, where he authored several widely-used Plone products, including GloWorm and FacultyStaffDirectory.
In 2009, Eric became Plone's release manager, overseeing the Plone 4 and 5 releases. By day, he works for AMP Sport where he's using Plone to help build better athletes in the US, Canada, and Australia.
President, Plone Foundation
After studying geophysics at the University of Utrecht, Paul became more and more fascinated with the potential that modern technology and opensource software could bring to progressive and humanitarian organizations.
He has worked as tech coordinator and advisor in several non-profits, currently the Clean Clothes Campaign.
His first encounter with Plone dates from 2003, and after visiting the 2004 Plone Conference he knew this was a community he really enjoys being part of.
So, since then he has been keeping active. He currently is part of the documentation and accessibility teams, and is a Board Member since 2011. Since 2012, he has served as President of the Plone Foundation.
» Keynote Overview:Plone: your companion on your travels into the future.
President, Zope Foundation
A software developer and consultant since 1990, Tres Seaver specializes in building enterprise-scale applications using Python, Pyramid, and Zope. He has served on the Zope Foundation board since 2008, and as its president since 2010. Tres is also a Fellow of the Python Software Foundation.
LMU Munich / Plone Foundation Board
Referent IT-Projekte ( ≈ Deputy CTO) of the Ludwig-Maximilians-Universität München (LMU Munich).
Prior to that he was the Head of the central Unit for Internet Services at the LMU, responsible for all public Web-Services.
He started working with a Plone 2.0 in 2004, today he is a Plone Core developer and since 2013 member of the Plone Foundation Board of Directors. His focus is on Higher Education and Governmental Organizations.
Ochanomizu University
She is a lecturer at Center for Research and Development of Education.
Ochanomizu University started to use Plone as Learning Management System that applied integrated authentication system from 2012. Now around 1000 students, which is approximately one third of our university, use Plone.
She has been in charge of managing this site and been developing an active learning type lecture utilized Plone as online learning tool.